ここ数年、子ども達の声がうるさいからと保育園の新規開設の断念が増えていますね。
それとは少し違いますが、この様な問題も出ているようです。
子どもの声とは違い、難しいところです
大学側の主張はこうです。
「子どもは走り回るので芝が傷む。親子連れならいいが、団体での利用は控えて」
わかります。確かに走り回ると痛む可能性はあります。
しかしですね、園児の場合大きくても10キロ前後です。それに運動靴も子供用で、柔らかめの物がほとんどですね。
そして、幼稚園や保育園の外で遊ぶ時間は、長くても3時間と言ったところでしょう。
「今年はお弁当を食べるのもだめだと言われて、当日は仕方なく、構内の別の場所に移動した。住民や観光客と接する貴重な機会も減った」
お弁当を食べるのも駄目ということで、何も走り回るから駄目なのではなく、何か理由をつけてやめさせたかったのが見え見えです。もう少しマシな言い訳できないものでしょうか。
確かに再生中などの場合は、立ち入り禁止にすべきでしょう。
しかし、そうではない場合、また、幼稚園や保育園の遠足の場合は、引率されてきているのでルールや行動にはちゃんと制限があります。公共の場所での教育になるので、そこを野放図にはしていないはずです。
そう考えると、この大学側のやりかたは一方的ですね。
本来規制すべきなのは子ども達ではなく、その他一般の方々でしょう。建て看板だけで、禁止行為がなくなるわけありません。自転車やランニングで走る人もいるでしょうし、普通にランチしている人もいると思います。
その人達にいちいち注意するのは不可能に近い、だから注意しやすい団体に的を絞ったのでしょう。
大学の方々がどの様に思っているのかは知りませんが、最高学府である大学がその入り口でもある幼稚園、保育園の子ども達に夢や希望を持たせないでどうするのでしょう。
非常に残念なニュースですね。
ではでは。