こんにちは。
世のイクメンが子どもの誕生日の次に気合を入れるであろうイベント、クリスマスが終了しました。サンタクロースの存在をいつまで信じてくれるのか、それはイクメンの我々にかかっているのです。いずれバレるので、いつから信じなくなるのかというのは半ばどうでもよく、いかにワクワクさせてあげることができるかではないでしょうか。
それでも気になるので検索してみると、やはり皆さん気になるようですね。
ワクワクさせるにしても、やはりバレない事に越した事はないです。そこまで隠し通すのが何より重要になります。
欲しい物リサーチ
普段の行動を観察しておく必要があります。子どもは気が早いので、クリスマスが終わった瞬間に次のクリスマスに何をもらうか考え始めています。それまでに自分の誕生日がある事はは、この際吹っ飛んでいます。長女は来年という感覚がなんとなくわかっているものの、3歳の次女はまだわかっていません。
次女「サンタさん、明日も来るかなぁ？」
お父さん「ふ、来ないよ。そんなに来たら、サンタさんも大変（お父さんのサイフが）でしょ？」
次女「そっか。じゃあ次はこれにする！」
お父さん「いい子にしていたら、サンタさんに頼んでおいてあげる（どうせまた変わるから今はどうでもいい）」
リサーチは随時するのがいいです。何故かと言うと、すぐに言っている事が変わるからですね。実際7歳の長女でも、年始に言っていた物からは全く変わっていました。12月に入ってからの準備をお勧めします。
どこで買うのか
地味に重要です。イクメンがサンタクロースになりきれるか、それともばれて撃沈するか、サンタクロースが大変な理由の一つです。それはなぜなのか。
Amazonの落とし穴
普段、アマゾンを利用されているイクメンも多いと思います。自分もAmazonプライムで大活躍しています。要注意なのが、ギフトラッピングなんです。一度でもギフトラッピングしたことがあると、娘達もラッピングを覚えています。するとクリスマスではないある時、長女にこう言われました。
長女「この袋見たことある。アマゾン違うの？」
お父さん「う、ち、違うよ。気のせいだ（ヤベ、もう覚えているのか）」
どもっているので、完全にイクメン失格です。お父さんの完敗です。しかしここで認めるわけにはいかないので、シラを切り通す信念が必要になります。このいつものAmazonが落とし穴になると言う事を、この時は感じていませんでした。
実際に12月に入り希望のおもちゃを仕入れる段階になると、あの落とし穴が障壁になる事を実感するのです。Amazonが手っ取り早くて安いんですよ。。ラッピングも注文するだけですし。しかし、この手はもう使えません。裸で買って、ラッピングだけ自前でするかという策も考えましたが、大きさによっては素人ラッピングは危険だと思い却下しました。
ヨドバシに走る
結局自分はヨドバシで買うことにしました。実物見ることができるので、これはこれで安心できます。実際今年長女が頼んできた物は、物としてはそれでいいの？と聞き返してしまうような物だったので、実際に見ておまけもつけてあげました。実店舗で買うのは、その様なメリットもあります。
しかし何せめんどくさいですよね。ヨドバシの場合、おもちゃ売り場で物を買い、階を移ってラッピングに並ぶ必要があります。有料なのですが、数百円なのでポイントで払いました。Amazonに慣れきってしまった身体にムチを打ち、何とかミッション達成です。しかしその商品を担いで、電車で帰るのはこれまた面倒でした。
実店舗でよかった点
実物の確認ができたのは先に述べた通りですが、実はApplePayが利用できた点が大きいです。一大イベントで張り切っているイクメンの皆さんとは言え、結構な散財になりますよね。そこで今回大活躍したのが、ApplePayのキャンペーンです。
三井住友カードでは、Applepayで支払うと5,000円キャッシュバックというキャンペーンをやっています。家族カードも使えば、2枚で10,000円分無料になります。つい最近、ANAカードを切り替えたのもあり、早速2枚登録して支払を2回に分けました。これで10,000円分節約できました。イクメンの皆さん、この辺の情報も大事ですので忘れず拾っていきましょう。12月31日までのエントリーになるので、既存で三井住友カードを持っていて、iPhone7を持っているイクメンは、忘れず登録しておきましょう。
次の難関隠し場所
我が家は平均的な田の字3LDKという間取りで、僅か76平米の狭小マンションになります。イクメンリーマン男の35年ローンです！！と言うのはどうでもよく、狭小マンションなので収納もそれなりです。娘達が産まれてから加速度的に物が増えていき、断舎離しようにも全く追いつきません。自分はとにかく何でも捨てる性分なのですが。。（昔年金手帳も捨てたと言うのはナイショ）
それでも収納をやりくりして、プレゼントを隠さなければなりません。それも、娘達（特に長女）に感づかれないような場所です。どこやねん。
今年は次女のおもちゃが結構かさばる大きさで、かなり難儀しました。自分の両親からの物もあり、どこに入れるのか本当に悩みました。結局、自分の書斎（そんなカッコいいもんではない）のクローゼットの上段に無理やり押し込んでしのぎました。
ただでさえパンパンなクーゼットが、さらに肥大化していました。。。少しの間の辛抱だ。
意外な伏兵現る
直前に問題発生です。まだサンタクロースを信じてくれている長女が、サンタクロースに手紙を書いているじゃないですか。うるうる。ちょっと読んでみると、冷や汗が出てきました。最後のくくりに、
「へんじください。」
ヲ、ヲウ・・・・。ど、どうするヲレ。。。否、どうするイクメンサンタクロース。。
狭小マンション内をダッシュしてリビングに戻り、ヨメさんに相談。長女が目にしたことない便箋はない？？んなもんあるかいなとツレナイ返事が。。折り紙の裏に書いたらどうかと提案されたので、それに決定しました。でも、筆跡で絶対にバレるじゃないか。。。
お父さん「頼みがある。英語でメッセージ書いてくれん？雰囲気も出るし。」
ヨメ「いいけど。」
英語が全くできない駄目なイクメンです。こんな時は、ヨメさんの英語力が役に立ちます。結構真面目に書いてくれました。読んでみて、思わずおぉぉぉええじゃないか！とうなったのはナイショです。
このままでは味気ないので、何か形にしようと思いました。しかし、鶴しか折れないorz
鶴折ったらバレるのは間違いないので、iPadで即座に調べて星型にしてあげました。後から聞いたのですが、iPad開いた画面が折り紙の画面になっていたようで、ヨメが急いで消したようです・・・・。
満を持してサンタになる
やってきましたよ。24日の晩が。ついに決行の時が。
長女は興奮してなかなか寝付かずで、今か今かと待っていました。日付が25日に変わった辺りで、そろそろ出動準備です。すると、何か不吉な声が・・・。次女が何故か泣き出したがな・・・。ヲイ！どうすんねん。
急遽ヨメさん出動で再度寝かしつけをしに行って、数十分後に部屋に偵察に行き、長女の書いてくれていた手紙を回収。
よし！！最初のミッション完了！と思ってふと次女の方を見ると、バッチリ目が合う・・・。たぶん見えていないはず。たぶん。たぶん。たぶん。
さらに数十分時間を置いて、気を取り直して今度はプレゼントをかかえて部屋に入りました。
よし、長女の睡眠状態オッケー、次女の睡眠状態オッケー。
時は今なり。
サンタも反応が気になるのです
無事ミッション完了して、サンタクロースの副業は終了し、そのままベッドに入ります。しかし、反応が気になってなかなか寝付けませんでしたｗ
ようやく寝付いた頃に、長女が「お父さん、トイレ」と珍しく起きたようですが、知らないフリして「行っておいで・・・」と言って様子を伺います。恐らく、
長女の心の声：プレゼント確認OK！よっしゃ！
実際にトイレから戻ってきた後、なかなか寝付けなかったようで、ごそごそしているのが聞こえました。かわいいのぉ。
そして朝
なんだかんだで激戦を制したイクメンリーマンは、すがすがしい（とはほど遠い）朝を迎えました。長女はいつもより早く目覚め、夜中に一応存在を確認していたプレゼントを再確認し、まだ寝ていた次女に「プレゼントあるよ！」と言って起こしていました。朝からワイワイとにぎやかになるのですが、学校がある日もそれぐらいテンション高めの朝にしろよと言いそうになったのはナイショです。例の手紙を見つけて、
長女「返事が来ている！英語で書いてある！？」
ヨメさん「サンタさんはフィンランドだから本当はフィンランド語だけど、世界中の子ども達にプレゼントをあげるから、世界共通語の英語なんじゃない？英語を頑張ったら、世界中の人と話ができるようになるよ。」
さすがヨメさん恐るべし。ここでも英語に興味を持たせようと言うシナリオ発動です。
後からヨメさんに聞くと、手紙を見て目を輝かせていたようです。しかし、冷静になった長女から、「これ、お母さんの字に似てない？」と聞かれたようです。
アルファベットなのでわからないと思っていたのに、恐るべき子どもの観察力ですね。
ヨメさんにも
娘たちにあげるだけでは寂しいので、実は前日にヨメさんにも貢物を用意していました。飛行機に乗りまくっていた今年、最後のフライトでANAの機内で機内販売を活用して購入です。カタログ上は、「日本未発売」となっていたケイトスペイドのキーケースです。実はマイラーでもある自分ですが、機内販売で今年取得したANA VISAスーパーフライヤーズゴールドカードをサっと出して決済。これで１０％オフですので、節約も抜かりないのです。
キーケース、ヨメさんはすぐ駄目にするのですが、これまで使っていたコーチのやつももう駄目になっていたのを、イクメンリーマンは見逃していません。ちゃんとリサーチしていたのですよ。ここ重要。試験に出ます。
まさか用意しているとは思っていなかったようで、かなりサプライズ感が出せたのでよかったです。しばらくは機嫌いいと思われます。
最後に
怪物クリスマスを無事退治できました。たぶん。しかし、ヤツは不死鳥のごとく年末に復活してきて我々イクメンリーマンを苦しめます。いや、苦しいのですが楽しいのです。楽しむのです。なぜならば、
全ては娘達の笑顔の為に。
