イクメンリーマンの独り言

イクメンサラリーマンのしがない日常です。

【父親の育児】親の心、子知らず

こんばんは。

 

父親の容態は落ち着いてきました。

失語症だったのですが、大分ましになってきたようです。ちょっと安心しました。

 

看病に行っている妹の話だと、病院食もお箸で食べているようです。右手の麻痺もそれほど酷くないようで、安心しました。

 

ただ、まだまだ記憶が紐づいていないようです。

こちらでゆっくり説明してあげると、つながるようですが。

 

原因は、カテーテル挿入時に散らばった血栓が記憶を司る部位へ行っているからとのこと。この小さな血栓が溶けてなくならないと、今の症状からよくなる事はないのでしょうか。頭に常に爆弾を抱えている事になります。

 

さて、親の心とは一体なんだったのでしょうか。

自分が親になり、あらためて両親の気持ちを考えてみました。

昔の父は、いい学校行っていい会社入ってと、ありきたりな事にこだわっていました。

今もそうだとは思いますが、孫にはそこまで言いません。自分は怒るだけ怒っていたくせに、孫にはあまり怒るなと言っています。後悔しているのでしょうか。

たまに厳しい事は今でも言われてきましたが、歳を取ったからか迫力はなくなってきました。それはそれで寂しいものです。

親の心とはおそらくですが凄くありきたりなことで、我が子に幸せになって欲しいってことだけなんだと思います。

 

では、子知らずとは何でしょうか。

産まれてから、当たり前ですが親の経験や年齢を飛び越える事は不可能です。

そう考えると、親の考え、気持ちを理解するなんてことは到底不可能だと思います。

少なくとも、自分で家庭を持って子どもを持つまでは、理解できませんでした。

自分が親になった際に、それに気付くのでしょうね。

我が子のオムツを交換しているとき、あぁ、両親もこうやって交換してくれていたんだな。夜泣きで起こされてイライラしても、自分が赤ちゃんの頃同じ様に困らせていたんだな。そう思うと、イライラも和らぎます。

子知らず。でしたが、少しだけ知る事ができてきました。

 

皆さんも一度考えてみましょう。

我が子の為には可能な限りなんでもしてあげたいものです。

その愛は、無償の愛なんでしょうか。

いえ、親は現実的なのでどこかで見返りを求めているのです。いい学校に入って、いい会社に入れば、周りにいい格好ができるなどなど。

しかし、子どもの親に対する気持ちは逆で、とにかく両親が大好きなんですね。理屈抜きで。そこには見返りなんて求めていないんです。単純にハグしてもらいたいだけだtったりするんです。

これこそ、本当の無償の愛なんですよね。

 

かなり脱線してしまいましたが、父親脳梗塞を煩ってから、色々考える事が多くなりました。本格的に入院してから、まだ会えていないもどかしさもありますし。

 

親孝行できるのは、今しかありません。

今度こそ後悔しないようにしたいです。